インフルエンザ予防~院長からのメッセージ

自分も含めて周りにインフルエンザに罹った方はいませんか?

病気は治療よりも、予防が大切です。

風邪やインフルエンザの予防に、皆さんは何をしていますか?

手洗い・うがい・マスクの着用そんなところでしょうか。

中には乾布摩擦なんていう強者もいるかもしれません。

厚労省の発表する予防法は

1)流行前のワクチン接種

2)外出後の手洗い

3)適度な湿度の保持

4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

5)人混みや繁華街への外出を控える

です。”うがい”はありません。

私がお勧めするのは、マスクの着用・こまめな手洗い・そしてこまめに水を飲むことです。

マスクは必須で、ウィルスの侵入を物理的に防ぎ(ゼロにはできません)、吸気の湿度を保つ効果があります。

手洗いは、手指に付着したウィルスを洗い流します。

個人的に消毒・石鹸は、インフルエンザウィルスに関しては無用で水道の流水で十分と考えます。常在菌を殺してしまうので…

最後は私が最も重要と考える”こまめな水分補給です”

うがいではよくて口腔内の洗浄程度でしょう、鼻腔内や咽頭やその先まで侵入したウィルスに効果があるとは思えません。

ですが、水を飲むことで粘膜が正常に働き体内へのウィルスの侵入を防ぐことができます。(粘膜は乾燥すると働きません)

冬場は汗をあまりかかないために水を飲まない方が多いようですが、不感蒸泄でかなりの水分が出て行ってしまいます。

日本成人病予防協会の健康管理能力検定では冬場でも「飲み水として1.2L程度必要」としています。

体を動かす場合はもっととってよいと思います。

家族ですでに感染した方がいる場合は、家でもマスクの着用・こまめな手洗い・こまめな水分補給に加えて同じタオルを使わない等の注意が必要でしょう。

長くなりましたが以上のことに気を付けて、皆さんがインフルエンザに負けないよう祈っております。

最後まで読んでくだっさた方ありがとうございました。